Product Page

Category
安定型自動売買システム

「NISI Gen-3」の最大の特徴は、これまで2つに分かれていた「シグナル分析機能(インジケーター)」と「取引実行機能(EA)」を、一つのプログラムに完全に統合した点にあります。この統合されたEAは、内部で2つの異なる役割を持つ「頭脳」が連携して動作しているとイメージすると分かりやすいでしょう。1つ目は、戦略家(インジケーター)の頭脳で、この頭脳は、チャート上で常に市場を分析し、取引戦略のシミュレーションを実行します。チャート上に表示される矢印やラインは、この「戦略家」が「もしここで取引をしたらどうなるか」を試行錯誤している様子を可視化したものです。この段階では、実際のお金は一切使われません。
2つ目は、実行役(EA)の頭脳で、この頭脳は、「戦略家」のシミュレーションを冷静に監視しています。そして、利用者が事前に設定した特定の条件(例えば、「シミュレーションで4回目のサインが出たらエントリー」)が満たされた時に初めて行動を開始し、実際の資金を使って取引を実行します。この二段構えの仕組みこそが、NISI Gen-3の安定性と優位性の源泉となっています。
このシステムを2023年12月から運用した実績をご覧ください。初期証拠金は100万円です。
毎日の実績は、特設サイトで掲載しています。EAを提供させていただきましたら、URLとPWをお知らせ致します。
毎日の実績は、特設サイトで掲載しています。EAを提供させていただきましたら、URLとPWをお知らせ致します。
(~2025年9月26日(金)までの集計結果)
NISIロジック
この「NISI Gen-3」の基本的な原理について、少し理解をしていただきます。
「NISI Gen-3」は、「ナンピン × マーチンゲール」の手法を取り入れた自動売買のツールです。
"ナンピン"とは、元々、江戸時代の米相場で使われていた業界用語です。この言葉は「損失(=難)が発生している状態を平らにする」という意味からきており、日本語では「難平」と表記されることが一般的ですが、英語では「average down」や「cost averaging」などと呼ばれます。
「NISI Gen-3」は、「ナンピン × マーチンゲール」の手法を取り入れた自動売買のツールです。
"ナンピン"とは、元々、江戸時代の米相場で使われていた業界用語です。この言葉は「損失(=難)が発生している状態を平らにする」という意味からきており、日本語では「難平」と表記されることが一般的ですが、英語では「average down」や「cost averaging」などと呼ばれます。
現在では、株やFXなどの取引手法を指す言葉として広く使われています。
具体的には、図のように価格が下落した際に追加で買い増しし、平均取得コストを下げる戦略を指します。
具体的には、図のように価格が下落した際に追加で買い増しし、平均取得コストを下げる戦略を指します。
価格が下落した後に、さらに買い増しを行うことで、平均購入単価を下げ、損失を回避しようとする手法です。
例えば、ドル円の為替レートが101円の時、ここから上昇すると予測して買いポジション(1Lot)を持ちましたが、予測に反して、その後、どんどん下落して行ったので、さらに99円(1Lot)で「ナンピン買い」を行いました。
99円で最初のポジションと同じ量(1Lot)の通貨を買った場合、ドル円ポジション合計の平均レートは、「100円」となります。
平均取得単価(加重平均):(101円×1Lot+99円×1Lot)÷2Lot=100円
このように、平均単価を下げることが出来たので、レートが上昇して100円になったところで決済すれば、101円で買ったポジションも含めて、±0でトレードを終えることができます。
これが、一般的な「ナンピン手法」です。

また、"マーチンゲール"とは、負けた後に次の取引で賭け金を2倍にするという賭博的な戦略です。
この方法の基本的な考え方は、最終的に勝つまで賭け金を倍にし続ければ、最初の損失を回収し、さらに小さな利益を得ることができるというものです。
理論上は絶対に負けることのない必勝法として知られていますが、資金が無限にあることを前提とした理論上の必勝法であり、実際のFX手法として使うためには慎重に使用する必要があります。
上のナンピンと組合せた場合、下の図のように、単純なナンピンであれば、±0になるレートでも、利益を出せることになります。
つまり、99円に下がった際に、最初のポジションと同じ量(1Lot)ではなく、2倍の2Lotで通貨を買った場合、ドル円ポジション合計の平均レートは、「99.7円」となります。
平均取得単価(加重平均):(101円×1Lot+99円×2Lot)÷3Lot=99.7円
平均単価を下げた上に、このレートで決済すれば、2Lot-1Lot=1Lotの利益が出ることになります。
これが、「ナンピン法」と「マーチンゲール法」を組み合わせた手法になります。

ただ、実際のトレードは、こんなに単純なものではありません。
具体的な割合は、市場の状況や期間によって変わりますが、多くのトレーダーは市場が約70%から80%の時間をレンジ相場で過ごし、残りの20%から30%の時間をトレンド相場で過ごすと考えています。
トレンド相場とは、ある方向に一定期間にわたって継続的に推移する相場です。一方、レンジ相場とは、一定の値幅を上下する相場です。
具体的な割合は、市場の状況や期間によって変わりますが、多くのトレーダーは市場が約70%から80%の時間をレンジ相場で過ごし、残りの20%から30%の時間をトレンド相場で過ごすと考えています。
トレンド相場とは、ある方向に一定期間にわたって継続的に推移する相場です。一方、レンジ相場とは、一定の値幅を上下する相場です。
一概には言えませんが、為替市場は時間の大半をレンジ相場、つまりある特定の範囲内で価格が動く状態で過ごすと言われています。
トレンドが発生すると、ナンピンが進み、そのまま逆行し続けてしまうと、ナンピンによって増えたポジションの分だけ含み損が拡大・倍増してしまいます。
建値方向へレートが戻ってくれればいいですが、反転する見込みのないまま、ひたすらナンピンを重ねていく状況は「無限ナンピン」と呼ばれ、限られた資金の場合は資金が全てなくなってしまうこともあります。

このように、ナンピンは、相場格言で「下手なナンピン、すかんぴん」といわれるように、一般的には良策ではないとされています。
ただし、ナンピンとマーチンゲール法を組み合わせると、損益分岐点(±0になるレート)をさらに現在レートに近づける効果が得られ、「負けづらい」取引を行うことができます。
このナンピンとマーチンゲール法を組み合わせた仮トレードを戦略家(インジケーター)が運用し、この口座の取引戦略をコピーして自分の口座で実行するわけですが、そのまま実行する方法を一般的にはミラー・トレーディング(Mirror Trading)と言います。
これに対して、「NISI Gen-3」のトレード方法は、すべての取引を盲目的にコピーするのではなく、リスク管理や利益最大化のために「スマートなフィルター」を使用して、より良い成果を得るための取引を選び出してコピーします。
すなわち、単なる「ミラー・トレーディング」から一歩進んだ選択的なアプローチを行う、スマート・フィルター・トレーディング(Smart Filter Trading)と呼べる手法です。
つまり、戦略家(インジケーター)のトレードをフィルターを通して、より安全な形で実行役(EA)がコピーしてトレードすることで、上記の単純なナンピンの欠点を解消し安定して利益を積み上げて行くものになります。
では、実際にどのような形でトレードされるのか、実際のチャートをご覧下さい。
下の画像は、この「NISI Gen-3」をGBPJPYのチャートに挿入して運用したものです。
日付は2025年8月8日(金)のチャートになります。
証拠金は10万円です。
EAの稼働時間は、毎日9:00~19:00に設定しています。曜日ごとに変更も可能です。
19:00を過ぎてもポジションが解消されていない場合は、EAが自動的に、そのポジションが解消されるまで稼働し続けます。
チャートの右側に〇で囲った部分は、EAのインジケーター機能がロジックに従ってポジションを取った表示です。
18時前から売りポジションを取り始め、上昇トレンドに乗って売りポジションが6本積み上がりました(SELL-LINE1~SELL-LINE6)。
初期ロット数は、0.1ロットで、1.5倍ずつロット数を増やすナンピン設定にしています。この設定も自由に変更できます。
これは仮ポジションなので、実際にはポジションを取っていません。
実際にポジションを取る設定は、この仮ポジションの何本目から何%でコピーするかという設定をパラメーター設定で決めて実際のポジションを取ります。
それが左側の実際のポジションとなります。
この日は、この設定を4本目から10%と設定していたので、最初の実ポジションは、仮ポジション(SELL-LINE4(0.35Lot)の10%なので0.03Lotで取っています。
19時過ぎた辺りで利確するかと思っていましたが、再び上昇して6本目のポジションを取ったため、実際のポジションも3本目を取りました(0.8Lotの10%で0.08Lot)。
3本の実ポジションの損益分岐点は緑のライン、6本の仮ポジションの損益分岐点は青のラインで示しているように、リアルタイムレートに近い方(有利な方)に実ポジションの損益分岐点が位置しています。
そして、実際に利確されるのは、仮ポジションの利確ポイントになるため、仮ポジションの利確pipsを利益:4pipsに設定していても、実ポジションの利益はこれより3倍近く多くなります。
これがNISIのロジックです。
後出しじゃんけんのようなトレードとなります。
仮ポジションの4本目までは、全てマイナス決済になりますが、実ポジションは最初の1本目だけがマイナス決済になっています。
日付は2025年8月8日(金)のチャートになります。
証拠金は10万円です。
EAの稼働時間は、毎日9:00~19:00に設定しています。曜日ごとに変更も可能です。
19:00を過ぎてもポジションが解消されていない場合は、EAが自動的に、そのポジションが解消されるまで稼働し続けます。
チャートの右側に〇で囲った部分は、EAのインジケーター機能がロジックに従ってポジションを取った表示です。
18時前から売りポジションを取り始め、上昇トレンドに乗って売りポジションが6本積み上がりました(SELL-LINE1~SELL-LINE6)。
初期ロット数は、0.1ロットで、1.5倍ずつロット数を増やすナンピン設定にしています。この設定も自由に変更できます。
これは仮ポジションなので、実際にはポジションを取っていません。
実際にポジションを取る設定は、この仮ポジションの何本目から何%でコピーするかという設定をパラメーター設定で決めて実際のポジションを取ります。
それが左側の実際のポジションとなります。
この日は、この設定を4本目から10%と設定していたので、最初の実ポジションは、仮ポジション(SELL-LINE4(0.35Lot)の10%なので0.03Lotで取っています。
19時過ぎた辺りで利確するかと思っていましたが、再び上昇して6本目のポジションを取ったため、実際のポジションも3本目を取りました(0.8Lotの10%で0.08Lot)。
3本の実ポジションの損益分岐点は緑のライン、6本の仮ポジションの損益分岐点は青のラインで示しているように、リアルタイムレートに近い方(有利な方)に実ポジションの損益分岐点が位置しています。
そして、実際に利確されるのは、仮ポジションの利確ポイントになるため、仮ポジションの利確pipsを利益:4pipsに設定していても、実ポジションの利益はこれより3倍近く多くなります。
これがNISIのロジックです。
後出しじゃんけんのようなトレードとなります。
仮ポジションの4本目までは、全てマイナス決済になりますが、実ポジションは最初の1本目だけがマイナス決済になっています。
つまり、通常のナンピントレードでマイナス決済される無駄な部分を省き、さらに利益pips数も増やせるのが特徴です。
そして、稼働時間が終わると、「EA停止中」の表示と共に、稼働時間内の損益が表示されます。
この日は、午前中に4本を超えるナンピンが1回と、午後はこの最後の6本のナンピンだけだったので、時間内の損益は午前中の1回分の損益しか計算されていません。
EAは、稼働時間内に決済した利益しか計算しないため、19時以降に決済した分は、合計には含まれません。
従って、前半の1回分(835円)だけが表示され、21時30分くらいに利確した後半の分(1,732円)は含まれていません。
この日は、途中で1~3本程度のポジションは何度が取っていますが、仮ポジション止まりで、実際のポジションは取っていませんでした。
後からチャートを分析して、どこのポイントからポジションを取ったのか、わかるように約定ポイントから利確ポイントまでの軌跡も表示します。
矢印のナンバリングは、ポジション(ナンピン)の数になります。
今日の設定では、ナンバリングの「4」から実ポジションを取っています。
このように、「NISI Gen-3」は、1つのEAで、仮のトレードを実施する機能と、それをスクリーニングして美味しい部分だけをコピーするという2つの頭脳を持ったEAということです。
巷の単なる逆張りナンピンEAとは全く違い、証拠金に合わせてリスクを最大限に軽減できます。
例えば、大きなトレンドが発生した時にだけ実ポジションを取りたい場合は、コピー開始本数を「6」本とかにして、コピー率(%)も10%以下にすれば、かなりリスクを抑えたトレードが実現するわけです。但し、この設定では、レンジ相場が続いているような状況では、全くポジションを取らないという日もあります。
さらに利益を伸ばす機能として、トレーリングストップ機能も装備しているため、利益を最大限に伸ばせるチャンスもあります。
これ以外にも様々が機能がありますので、初心者からプロ級の方まで、満足してご利用いただけるでしょう。
「NISI Gen-3」(第3世代)は、その前の第2世代まで、2つのEAに分けて運用していたシステムを1つにまとめたEAになりますので、何本目からをコピーするという意味が理解しにくいと思います。
そこで、第2世代の例を用いて解説します。
下の結果は、2024年2月6日の実例です。
右側が、「NISI Gen-3」の戦略家(インジケーター)に相当します。1本目からポジションを取った場合と、左側が「NISI Gen-3」の実行役(EA)に相当します。このように、4本目からポジションを取った方が、明らかに効率良く利益を挙げていることがわかります。
ナンピンを積み上げると、マイナスで決済される分がありますので、それを最小限に抑えれば利益が増えることになります。

「NISI Gen-3」マニュアル
<
>